【自作用】マルイカ斬 -ZAN!!- ゼロテン釣法用ロッドブランクス　119.5ｃｍ

・全長 119.5㎝
・先端内径 Φ 4㎜
・手元外径 約Φ10.5㎜
・平均自重 33g
・製造国 日本
・価格　9,500円（税込み10,450円）

※配送　宅急便140サイズ

当工房オリジナルロッド『マルイカ斬 ZAN!!』に使用しているブランクスを、自作派の皆さんにご提供致します。

マルイカ釣りで最も重要な『乗り感』。

しかし、乗り感を求めてブランクスを硬くするために厚肉にしてしまえばロッドの自重はどんどん増していきます。

すると重量バランスが悪くなる為、今度は全長を短くして自重を抑えるという方向に振れがちです。

マルイカ斬-ZAN!!- のブランクスは高反発の40トンカーボンを使用して強い張りを持たせることで乗り感を出すとともに、肉厚を極力抑えてライトロッドに必要な軽さをも両立させています。

また良質な高反発カーボンを使用しているため、非常にシャキッとした抜け感が気持ち良く、釣り中のストレスを軽減してくれます。

これにより、ひとつのブランクスで浅場から深場まで、錘は30号から80号まで、イカのサイズも大型からマイクロまで、時期によりムギイカの多点掛けまで、全てをカバー可能なブランクスが出来上がりました。


ゼロテン釣法はその名の通り、ラインテンションをゼロから若干抜き気味にして極細の穂先に表れる目感度アタリを拾う為に考え出された釣法です。

その為、船の揺れを体で吸収しつつ、穂先に余計な振動を与えないように一定のテンションに保っておく繊細なコントロールが必要ですが、それにはロッドは長い方が有利です。

しかし一方で、ロッドが長くなればなるほど巻き上げ時のアングラーの手首や腕への負担は増していきます。

当工房では、二年以上におよぶ実釣テストを行い、ゼロテンポジションを取りやすく、且つ身体への負担を極力抑えられるロッド長を研究。

最終的に、通常の海況で使用するレギュラーレングス、そして波とうねり対策のロングレングスの２種類の全長のロッドを使い分ける、という結論に達しました。

ブランクスの長さはレギュラーが119.5㎝、ロングレングスが131.5㎝で、それぞれジョイント部の内径を自作材料に多く用いられるグラス材のコミ径に合わせ約Φ4㎜としています。