【擦過シグナルと誘い掛けのバランスを追求】カワハギ斬-ZAN!!-TypeMH
¥55,000 税込
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バーサタイルに使用できる高硬度カーボンソリッドトップロッド。
斬-ZAN!!-入門にも最適です。
商品詳細
・全長 178cm
・仕舞寸法 148cm
・平均自重 約
・カーボンソリッド穂先(脱着式)
・価格 本体50,000円(税込み55,000円)
・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。
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※高硬度カーボンソリッドトップは巻き込みはもちろん、穂先絡みや竿を立てた状態で強い負荷を掛けると簡単に破損します。取り扱いには十分お気を付けください。
※ 安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。
ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。また、当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。
参考 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/
参考 : https://onishifishingfactory.com/fourrules_of_carbonsolidtip/
参考 : 【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは??
https://youtu.be/JOFeO17Ok2Y
★目指したのは誘いのコントロール性能と擦過シグナルの共存
カワハギ釣りにおいて非常に重要な誘いのパターンである「ボトムで錘を立たせたり寝かせたり」という小さな動き。
この数センチ単位の緻密なアクション = 小さなピッチの「誘い」を簡単に行えるように、とテストを繰り返して完成したのがカワハギ斬-ZAN!!-TypeMHです。
穂先から穂持ちにかけての調子は、移動を小さく、跳ねさせず、且つ確実に錘を動かすための設定。
もちろん、穂先には他の2機種(TypeM、TypeHH)同様に硬度の高いカーボンソリッドを使用し、擦過シグナルも補完しています。
擦過シグナルの察知能力はTypeHHを10とした場合、TypeMHは7といったところ。
TypeMが4になりますから、感度の面では中間の位置付け。
また、穂持ちから胴にかけての曲がりも、ちょうど中間となる適度なトルクを保った扱いやすい仕上がりとなっており、ボトムから宙まで、中錘や集寄の釣りにもバーサタイルに対応できます。
★カワハギ斬-ZAN!!-の入門に最適
カワハギ斬-ZAN!!-の既存ラインナップ、TypeHHとTypeMは、言ってみれば両極端の存在。
TypeHHはとにかく「擦過シグナルを察知すること」に重きを置き、ブランクスから穂先までをかなり硬調、且つ肉厚に、一方TypeMは「錘を寝かせた状態で仕掛けを揺する」定点での誘い掛けアクションと、眼感度である「揺れシグナル」を取ることを目指して削り込んだ柔軟な穂先を搭載。
つまり、どちらのロッドも非常に尖ったコンセプトに基づいて設計されています。
これにより、初めてカーボンソリッド穂先搭載ロッドを手にするユーザーにはどうしても破損のリスクが高くなりやすい、という側面がありました。
とは言え、「カーボンソリッド穂先搭載ロッドによるカワハギ釣りの楽しさをもっと多くの人に知って欲しい」というのは当工房の願いのひとつ。
TypeMHは、4機種中では最も破損のリスクが少ない調子なので、擦過シグナルの入門としても最適。
またボトムから宙まで、全てのレンジで同じピッチの誘いが行いやすく、シリーズ中では最もバーサタイルに使用できるものになっています。
★カワハギ釣りのスリーメソッドに対応するためのラインナップ
当工房では、カワハギ釣りを大きく「手感度の釣り」「目感度の釣り」「誘い掛けの釣り」と、3つのメソッドに分けて組み立てる『スリーメソッド』を提唱しています。
カワハギ斬-ZAN!!-TypeHHは、他に類を見ない究極の手感度を生かして「擦過シグナルの釣り」に特化。
TypeMHはラインテンションを保ったまま錘が立ったり寝たりする小さなピッチの誘いを行い、擦過シグナルの釣りと誘い掛けを融合した釣りを想定。
TypeMは、カーボンソリッドを細く削り込むことで擦過シグナルを残しつつ柔軟な穂先と穂持ちを生かした誘い掛けと目感度の釣りをカバー。
そしてTypeSはグラスソリッドによる細く繊細な穂先と、穂持ちから胴を非常に軟調な仕上げにより、スーパーフィネスな釣りに特化。
これらシリーズ4機種を使い分けることにより、ほぼ全ての状況をカバーすることが可能になりました。
★カワハギ釣りにおける誘い掛けの重要性
カワハギ釣りが難しいのは、この魚がホバリングしながらアタリを出さないように餌を食べるため。
誘い掛けという考え方は、アタリを出さないカワハギを釣るために考え出された最も古く、最も効率的な方法です。
例えば竹竿にナイロンラインを使用していた時代。
この頃に編み出されたのが集魚板や中錘を仕掛け上部に取り付け「ホバリング中のカワハギの口に入った針を動かして掛けてやろう」というもので、現代の釣りでも強力なメソッドであり続けています。
また、アタリの有無は置いておいて、聞き上げの動作で掛けていく方法も考え方としては同じ。
ハリス分をゆっくり持ち上げた際に、カワハギの口の中に針が入っていればそのまま掛かる、もしくはモタレやアタリとしてシグナルが発生する。
つまり、仕掛けを動かしてシグナルを作っていき、更にそのまま動きの中で針掛かりさせてしまう、というのが当工房の理解する誘い掛けの定義となります。
こう考えていくと、誘い掛けはおそらくカワハギ釣りの60~70%以上の状況をカバーする最強のメソッドであり、これを抜きにして年間を通じて好成績を上げることは不可能でしょう。
この点に着目し、激しいタタキなどのメリハリのある誘い、錘が立ったり寝たりするような小さな誘い、じわっと粘るような聞き上げを演出しやすい調子を目指してテストを繰り返し完成させたのが『カワハギ斬-ZAN!!‐TypeMH』なのです。
★パターン変化を見逃さないためのカーボンソリッドトップ
当工房では、カワハギだけが発生させる擦れるような手感度シグナルを『擦過シグナル』と呼んでいます。
これは、音で表現するとカサカサ、チリチリ等の擦れるような高周波シグナルで、誘いのアクション中、聞き上げ中等にコツンと手元に伝わる小さなアタリとは別物。
TypeMHはこのような小さなアタリはより鮮明に、簡単に表現してくれるのはもちろん、カーボンソリッドトップを採用することにより擦過シグナルをも補完してくれるのが特徴。
これにより、誘い掛けの釣りを展開しつつも、擦過シグナルが発生していないか、つまりパターンが変化していないか?を素早く見極めて釣り方とタックルをアジャストしていくことを可能にします。
カーボンソリッドという材料の持つ高い硬度から、その他の材質(チタン合金やグラスソリッド)よりも、同じ調子であれば明らかに擦過シグナルの伝達に優れるのは必然。
もしフィネス寄りのロッドで手感度を感じることがあれば、そんな時は素早く一段階硬調側のロッドに持ち替える。
すると、より速く、そして多くの擦過シグナルを発見することができるので、カワハギの
ファーストタッチからの勝負ができる様になり、勝負が速くなる = 更に数が伸びる。
そんな使い方ができるのが斬-ZAN!!-シリーズの最大の特徴なのです。
★材質の硬度による手感度の出方
既に述べた通り、カワハギ斬-ZAN!!-の3機種には、硬質なカーボンソリッド素材の穂先を搭載しています。
擦過シグナルの伝わりやすさ = 素材の持つ硬度 という図式が成り立ちますから、単純にこれを比較すると、
カーボン > グラス > チタン合金
の順になります。
もちろん、カーボン、グラスは繊維のつなぎに使用するレジンの含有量によって大きく性質が異なる為、一概には言えませんが、アングラーの体感としてもこの順序は概ね正しいと思います。
これにより、カワハギ斬-ZAN!!-TypeMHは中間調子でありながら、硬調のTypeHHの7割程度の擦過シグナル察知能力を有しており、同様の調子の他素材ロッドと比べ、明らかに優位に立つことができるわけです。
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