低活性攻略に!!スーパーフィネスロッド カワハギ斬-ZAN!!-TypeS 178cm
¥55,000 税込
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2024年の営業は12月28日まで!
2025年は1月6日から営業開始となります。
ショップからはご注文いただけますが、対応は6日から順次行いますのでご注意ください。
商品詳細
・全長 178cm
・仕舞寸法 140cm(バットジョイント)
・平均自重 約78g
・グラスソリッド穂先
・超軟調子
・受注生産品 一本づつ手作りしておりますので、ご注文から2~3週間程度製作時間をいただくことがあります。
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※こちらのロッドは穂先脱着式ではありません。破損した場合は工房までお送りいただいて新しい穂先に交換致しますのでメール(onishifishingfactory@gmail.com)にてお知らせください。
※※※重要※※※
TypeSはグラスソリッドを極細に仕上げた穂先を搭載しているため、正しい取り扱いが必須となります。(間違った取り扱い方では簡単に折れます)
折れ難いロッドをメインで使用している方は、まず正しい扱い方を覚えることをお勧めしています。
※安全な取り込み、取り扱い方法等は同封する取り扱い説明書に記載しておりますので必ずお読みください。
また、ご購入の際にお尋ねくだされば詳しくお伝えいたします。当工房のブログ、Youtube動画でも破損を防ぐための取り扱い方法について詳しく記載しておりますのでご参考ください。
参考記事 : https://onishifishingfactory.com/not_to_break/
参考動画 : https://youtu.be/xrXsh8kivVU?si=YfHpX9WZtn0vkfcp
★激渋攻略はこれ!!超軟調カワハギロッドで簡単に掛ける
近年の東京湾では、フィッシングプレッシャーの増大やカワハギのポイントでの密度低下により、年間を通じて軟調寄りのロッドによる誘い掛けと目感度釣りの組み合わせによるカワハギ釣りが圧倒的なトレンドとなっています。
参考記事:フィネス化する東京湾カワハギとパターン考察 〜フィネスとストロングという概念の導入〜 https://onishifishingfactory.com/kawahagi_-strongfinesse_-theory/
全体的にフィネス化が進むこのような状況で、最も水温が低下する12月中旬〜2月下旬までの激渋期には、更にスロー、且つ繊細なアプローチが必要です。
そんな状況を打破するため、O.F.Fが必要と考えるのがスーパーフィネスなアプローチ。
2年以上に及ぶテストにより、厳寒期の移動性が極端に低いカワハギに如何に喰わせるか?を追求したロッドが出来上がりました。
★穂先は目感度、穂持ちは誘い幅と喰い込みをサポート
TypeSは、ひとことで言うと「めちゃくちゃ柔らかいカワハギロッド」です。
その軟調子ぶりは、初めて手に取ったユーザーが驚くレベル。
従来のカワハギロッドの概念を超える柔らかさに仕上げられています。
カワハギのフィネススタイルでは、誘い掛けの釣りと目感度の釣りを組み合わせるのが常道。
そのためTypeSの穂先は非常に細く繊細です。
そんな穂先には国内工場で加工した良質なグラスソリッド素材を採用。
グラスソリッドは非常に軽く柔軟性に富む素材なので、穂先素材の中でも目感度アタリに対するレスポンスは圧倒的です。
そして、フィネスロッドにとって特に重要なのが穂持ちから胴にかけての柔軟性。
これはTypeMの開発時に重視してきた誘いの強弱と幅、ピッチコントロールの容易さに直結しますが、TypeSはそれを更に一歩進め、柔軟な穂持ちによる喰い込みを阻害しないオートマチックなカワハギへのフッキングを目指しました。
★カワハギのフッキングメカニズムを基に設計
餌釣りにおける針掛かりのメカニズムは、魚が餌(針)を口に入れてから反転したり首を振ることで確実になります。
つまり、魚が向きを変えるたことにより、口の中で針先が良い位置へ移動してしっかり刺さる、ということ。
カワハギはハリスのテンションを感じるとこれを嫌がって首を振り、その動きで良い位置(上顎やカンヌキ)へ移動した針先がしっかりフトコロまで刺さることでバラシにくいフッキングが完成します。
この流れを厳寒期に当てはめると、掛けバラしが多発する理由は以下のようになります。
低活性で咥える力と首を振る力が弱い → ハリスにテンションが掛かるとカワハギが向きを変える前にスッポ抜けてしまう
針先が口の中を拾う前に外に出てしまうのであれば、弱い首振りの力に負けて曲がってくれるロッドが必要です。
そこで、TypeSでは、穂先だけでなく穂持ちから胴にかけてを従来のカワハギロッドには見られないほど柔軟な調子に設計し弱い力への追従性を確保。
これにより、厳寒期の東京湾の低活性なカワハギに違和感を与え難くなり掛バラしを低減。
オートマチックにフッキングに持ち込むことが可能になりました。
★TypeSの感度特性
カワハギ斬-ZAN!!-TypeSには、同シリーズの他3機種(HH、MH、M)に持たせている「擦過シグナル」の伝達性はほとんどありません。
これは、TypeSを完全にフィネスに振った設計にしているからに他なりません。
作り手として、カワハギロッドの感度特性を設計上どう表現するのかは2つの相反する軸のどちらに寄せるのか?ということと同義です。
つまり、そのロッドを擦過シグナルを含む「手感度寄り」にするのか、「誘い掛け&目感度寄り」にするのかで素材の選択と調子の選択をして設計していく、ということですね。
言い方を変えると、それぞれ相反関係にある2つの感度特性を、一本のロッドで両立することは不可能である、ということになります。
例えば、カワハギ斬-ZAN!!-のシリーズ中では軟調寄りにあるTypeM。
これは、誘い掛け&目感度側に寄せたロッドですが、それでも穂先には高硬度カーボンソリッドを採用して擦過シグナルの察知能力を残すことを意図した設計にしています。
しかし、現在の東京湾の状況から、擦過シグナルの察知能力を犠牲にしても余りあるスーパーフィネス対応の調子がパターンの組み立てには不可欠である、と判断し、TypeSをシリーズラインナップに加えることになったわけです。
★【重要】カワハギ斬-ZAN!!-シリーズ使用時の注意事項
カワハギ斬-ZAN!!-シリーズをご使用いただく上で注意いただきたいことがあります。
まずはシリーズ全般に必要なのが「竿先と道糸の角度(ロッドアングル)を極端な鋭角にして使わない」ということ。
特に近年多く見受けられる危険な操作がアングルを鋭角にしたまま行う激しい誘い、そして顔の前でロッドを立てる取り込み、のふたつです。
鋭角にした上で更に負荷を掛けるので折れやすくなるのは当然ですが、比較的折れ難い素材の穂先(特にチタン合金)を搭載したロッドではこれがある程度許容されます。
この穂先素材の許容度の高さに任せたロッドにダメージを与え続ける間違った操作を癖付けてしまっているケースが散見されます。
しかしながら、カワハギや湾フグ、マルイカ等の極端な先調子のロッドでは蓄積されたダメージはいつか破損となって現れます。
つまり、素材毎に耐久時間に差があるだけで、ダメージはダメージとして残っている訳です。
カワハギ斬-ZAN!!-シリーズは、素材の持つ感度特性とそれを活かした調子、そしてこれらを正しく使った際の楽しさを徹底的に追求して設計しています。
逆に言えば、多くのロッドメーカーが行う「間違った取り扱いにも暫く耐えられる」という性能は考慮していない、とも言えます。
もちろん正しく扱うことができれば破損とは無縁。
そして正しい取り扱いを身につけてしまえばどんなメーカーのどんなロッドでも穂先を折ることはほとんど無くなるという事になります。
正しい取り扱いに関しては動画、及びブログ記事でも詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
・参考記事 : よく穂先を折る人必読!!ロッドビルダーが教える破損防止法 https://onishifishingfactory.com/not_to_break/
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